![]() 低減された次数のfft及びハードウェア補間器を使用する広帯域パイロットチャネル推定
专利摘要:
受信機の内部で、チャネル推定メカニズムは、ハードウェア補間器を含む。第1のモードにおいて、補間器がチャネル推定値を生成するように、補間器に供給されるチャネル・パラメータを生成するために、狭帯域パイロット値が解析される。チャネル推定値は、フレームのタイルを復調するために用いられる。第2のモードでは、広帯域パイロット値はIFFTに供給され、そして、それによって時間領域値を生成する。時間領域処理の後、中間チャネル推定値を生成するためにFFTが使用される。チャネル・パラメータを判定するために、これら中間値が解析される。そして、補間器がより大きな数のチャネル推定値を生成するように、それらが順番にハードウェア補間器に供給される。位相調整の後、チャネル推定値が、復調において使用される。広帯域モードの補間器の利用は、使用されるFFTが、より小さな次数のものになることを可能にし、また、より少ない電力及び/又は処理資源を消費することを可能にする。 公开号:JP2011515993A 申请号:JP2011501909 申请日:2009-03-17 公开日:2011-05-19 发明作者:チャウドゥリ、アルナバ;チャッラ、ラグー・エヌ.;ブディアヌ、ペトル・クリスティアン 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04J11-00
专利说明:
[0001] (関連出願の相互参照) この出願は、2008年3月28日付け提出された米国仮出願第61/040,449号の35 U.S.C. §119の下の優先権を主張する。上記仮出願は、参照によって本明細書に組み込まれる。] [0002] (技術分野) 本開示は、通信システムにおけるチャネル推定に関係する。] 背景技術 [0003] 無線通信システムにおいて、送信機は、一般的に、データ・シンボルを得るために、トラフィック・データを符号化し、インターリーブし、そして、変調する(すなわち、シンボルマッピングする)。コヒーレントなシステムのために、送信機は、データ・シンボルとともにパイロット・シンボルを多重化し、変調信号を生成するために、該多重化されたパイロット・シンボル及びデータ・シンボルを処理し、そして、該信号を、無線チャネルを介して送信する。チャネルは、チャネル応答のために送信信号を歪ませ、更に、雑音及び干渉のために該信号を劣化させる。送信信号は、幾つかの伝播経路を介して受信機に到達することがある。伝播経路の特性は、一般的に、幾つかの要因のために時間とともに変化する。通信のために使用される異なる周波数サブバンドは、異なるチャネル状態を経験するかもしれず、また、異なる信号対雑音比(SNR)をもつかもしれない。したがって、効率的にデータを通信するために、通常、送信機と受信機との間のチャネルの応答の正確な推定が必要とされる。] [0004] 受信機は、パイロット変調シンボルを受信し、チャネル応答推定を得るために、該受信されたパイロット変調シンボルを処理する。パイロット変調シンボルは、受信機に知られている値をもつので、受信機は、受信されたパイロット・シンボル値及び受信機が送信されたことを知っているパイロット・シンボル値の関数に基づいて、チャネル応答を推定することができる。一旦、チャネル推定がなされるならば、受信機は、受信されたデータ変調シンボルから、もともと送信されたデータ変調シンボルが何であったかについて判定するために、チャネル推定を使用する。そして、受信機は、トラフィック・データのために使用される符号化及び変調スキームに従って、リカバーされたデータ変調シンボルに関して、シンボルデマッピング、デインターリービング、及びデコーディングを実行する。] [0005] チャネル推定を実行する幾つかの異なる方法が存在する。一つの方法においては、変調シンボル値の全体的な周波数対時間フレームのうちの一つの小さなタイルだけが、復調される。このタイルは、比較的少ない数のパイロット変調シンボル値だけを含む。これらパイロット値は、“狭帯域”又は“専用”パイロット値と呼ばれることができる。受信機は、パイロット値により与えられる既知のチャネル特性のポイント間にチャネル特性を補間するために、補間(interpolation)を使用する。その結果として生じるチャネル推定は、受信されたデータ・シンボル値から、もともと送信されたデータ・シンボル値が何であったかについて判定するのに使用される。] [0006] 第2の方法においては、より多数のいわゆる“広帯域”又は“共通の”パイロット変調シンボル値が、周波数対時間フレームの全体に分布される。逆高速フーリエ変換(IFFT)機能は、受信パイロット値を時間領域に変換するのに用いられる。時間領域において最も強いパイロットが識別され、そして、これら最も強いパイロットはゼロ・パッドされる。ゼロ・パッドされた時間領域の結果は、周波数対時間フレームにおける各々の変調シンボル値について、より大きなチャネル推定のセットを生成するために、高速フーリエ変換(FFT)機能によって、周波数領域に変換される。幾つかの環境(circumstances)及びアプリケーションにおいて、受信機により実行されるチャネル推定オペレーションは、望ましくない大量の処理電力を消費するかもしれず、望ましくない大量の専用ハードウェアが受信機に含まれることを要求するかもしれず、及び/又は、受信機に望ましくない大量の電力を消費させるかもしれない。] [0007] 受信機の内部で、チャネル推定メカニズムは、ハードウェア補間器を伴う。第1のモードにおいて、復調において使用されるチャネル推定値をハードウェア補間器が生成するように、チャネル・パラメータを生成するために狭帯域パイロット変調シンボル値が解析され、そして、チャネル・パラメータがハードウェア補間器に供給される。チャネル推定値は、例えば、フレームのタイルを復調するために用いられることができる。ここで、タイルは、狭帯域パイロット値を含む。] [0008] 第2のモードにおいて、広帯域パイロット変調シンボル値は、逆高速フーリエ変換(IFFT)機能に供給され、それによって、時間領域値を生成する。例えば閾値化(thresholding)及びタップ選択並びにセロ・パディングのような時間領域処理の後、中間チャネル推定値を生成するために、高速フーリエ変換(FFT)機能が使用される。チャネル・パラメータを判定するために、これら中間チャネル推定値が解析される。そして、ハードウェア補間器が、フレームを復調するために用いられるより大きな数のチャネル推定値を生成するように、それらが順番にハードウェア補間器に供給される。ハードウェア補間器の利用は、このように、各々の値の周波数について異なる時間オフセットをもたらす。位相調整係数は、したがって、各々の周波数について計算され、そして、ハードウェア補間器は、各々のポストFFT周波数バンドにそのそれぞれの位相調整係数を乗じることによって周波数領域において時間オフセット補正を実行するために位相調整係数を使用し、それによって、時間オフセットが生じないであろうもとのところへ、時間領域における信号が効率的にシフトされる。広帯域パイロットチャネル推定モードにおけるハードウェア補間器の利用は、そのモードにおいて使用されるFFTが、比較的小さな次数になることを可能にし、したがって、全体的なチャネル推定メカニズムが、より少ない力を消費し及び/又はより少しの処理資源を消費することを可能にする。] [0009] 前述は概要であり、それゆえ、必然的に、簡略化、一般化及び詳細の省略を含む;従って、当業者は、概要は単に説明に役立つものであり、どのような形であれ制限されることを目的とするものではないことを理解するであろう。もっぱらクレームにより定義されるような、本明細書で説明されるデバイス及び/又はプロセスの他の態様、発明の特徴、及び利点は、本明細書で説明される非限定的な詳細な説明で明らかになる。] 図面の簡単な説明 [0010] 図1は、一つの新規な態様に従ったモバイル通信デバイス100の簡略化されたハイレベル・ブロック図である。 図2は、図1のモバイル通信デバイスのRFトランシーバ集積回路102のより詳細なブロック図である。 図3は、図1のモバイル通信デバイスのデジタル・ベースバンド集積回路103のより詳細な図である。 図4は、図3のFFTWCSMSC 140によるOFDMシンボルの生成を説明する図である。 図5は、“広帯域”パイロット変調シンボル値を含むフレームを説明する図である。 図6は、“狭帯域”パイロット変調シンボル値を含むフレームを説明する図である。 図7は、“広帯域パイロットチャネル推定及び復調”の方法及び回路の図である。 図8は、シンボル・バッファ・プッシュ・タスク・インストラクションの図である。 図9は、DEMODMMSEタスク・インストラクションの図である。 図10は、“平面推定及び補間”の方法及び回路の図である。 図11A及び11Bは、合わせて、図6中に示される“狭帯域パイロット”の状況(situation)におけるだけでなく、図5中に示される“広帯域パイロット”の状況においてもチャネル推定を実行することができるが、図7の大きな1024ポイントのFFT 210を要求しない、新規な方法及び新規な復調器WCSMSC 124を説明する図を形成する。 図11A及び11Bは、合わせて、図6中に示される“狭帯域パイロット”の状況(situation)におけるだけでなく、図5中に示される“広帯域パイロット”の状況においてもチャネル推定を実行することができるが、図7の大きな1024ポイントのFFT 210を要求しない、新規な方法及び新規な復調器WCSMSC 124を説明する図を形成する。 図12は、図11のハイブリッドオペレーションモードを説明する簡略化されたフローチャートである。 図13は、図11の平面推定及び補間オペレーションモードを説明する簡略化されたフローチャートである。] 図1 図10 図11A 図12 図13 図2 図3 図4 図5 図6 詳細な説明 [0011] 図1は、無線通信デバイス100の例の簡略化されたハイレベル・ブロック図である。無線通信デバイス100は、図示されない他の部分に混じって、アンテナ101、無線周波数(RF)集積回路102、及びデジタル・ベースバンド集積回路103を含む。] 図1 [0012] 図2は、図1のアンテナ101及びRFトランシーバ集積回路102のより詳細なブロック図である。RFトランシーバ集積回路102は、受信チェーン104及び送信チェーン105を含む。到着(incoming)トランスミッション106は、アンテナ101上で受信され、デュプレクサ107及びマッチング・ネットワーク108を通して、受信チェーン104に渡される。受信信号は、受信チェーン104において周波数をダウンコンバートされた後に、デジタル・ベースバンド集積回路103中のアナログ−デジタル変換器(ADC)109に渡る。ADC 109は、該信号を、更なる処理のためにデジタル・サンプルに変換する。無線通信デバイス100がトランスミッションをもたらす場合には、デジタル情報は、デジタル・ベースバンド集積回路103中のDAコンバータ(DAC)110によりアナログ・フォームに変換される。その結果として生じるアナログ信号は、それから、RFトランシーバ集積回路102の送信チェーン105により周波数をアップコンバートされ、そして、その結果として生じるRF信号は、パワーアンプPA・111により増幅される。増幅された信号は、デュプレクサ107を通して、送出(outgoing)トランスミッション112としてトランスミッションのためにアンテナ101に渡る。] 図1 図2 [0013] 図3は、図2のデジタル・ベースバンド集積回路103のより詳細なブロック図である。デジタル・ベースバンド集積回路103は、図示されない他の部分に混じって、ADC109、受信チャネル113、送信チャネル114、DAC110、処理回路115、ある量のメモリ116、ある量の高速メモリ117、データ・ムーバ・エンジン118、第1のバス119、第2のバス120、及び、ウォール・クロック・タイマー121を含む。受信チャネル113は、到着データのストリームを処理するために、チェーンで構成される無線通信システム・モデム・サブサーキット群(WCSMSC群)とここで呼ばれる1セットの処理ブロック122−125を順番に含む。これらWCSMSC群は、フロントエンドWCSMSC 122、高速フーリエ変換(FFT)WCSMSC 123、復調(DEMOD)WCSMSC 124、及び、デマップ/デインターリーブ/デコード(DDE)WCSMSC 125を含む。DDE WCSMSC 125は、順番に、デマッパー部、LLRバッファ129、及び、デコーダ・ブロックを含む。受信チャネル113の様々なWCSMSC群を通過するデータ・フローは、サンプル・バッファ126、シンボル・バッファ127、タイル・バッファ128、LLRバッファ129、及びデコード出力バッファ130を含むバッファ群126−130によりバッファされる。受信チャネル・データの一般的な経路は、図3における左から右へ、回路109,122,126,123,127,124,128,125,130を経て第2のバス120までである。同様に、送信チャネル114は、対応する1セットのWCSMSC群131−134及びバッファ群135−138を含む。送信チャネル・データの一般的な経路は、図3における右から左へ、第2のバス120から、135,131,136,132,137,133,138,134及び110までである。] 図2 図3 [0014] 本例において、処理回路115は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)及び汎用プロセッサを含む複数のプロセッサを含む。DSPは、他の信号処理機能に加えて、ソフトウェアでの高速フーリエ変換(FFT)オペレーション及び逆高速フーリエ変換(IFFT)オペレーションを実行することができる。処理回路115は、メモリ116に格納されるプロセッサ実行可能なインストラクションのプログラム139を実行する。高速メモリ117、第1のバス119及び処理回路115は、合わせて、密結合メモリ(TCM)システムを形成する。処理回路115は、第1のバス119を介して、高速メモリ117からの読み出すをすることができ、及び、高速メモリ117への書き込みをすることができる。以下の説明において、DSP及び汎用プロセッサは、合わせて、処理回路115と呼ばれる。] [0015] 図3の例において、処理回路115は、いわゆる“タスク・リスト”を使用して、受信チャネル及び送信チャネルの様々なサブサーキット群122−125及び131−134を制御する。タスク・リストは、1又は複数のタスク・インストラクションを含む。説明図において、メモリ117に格納された4つのタスク・リストTL1,TL2,TL3及びTL4が示される。タスク・リストTL1は、送信チャネル114のためのタスク・インストラクションを含む。タスク・リストTL2は、FFTWCSMSC 123のためのタスク・インストラクションを含む。タスク・リストTL3は、DEMODWCSMSC 124のためのタスク・インストラクションを含む。タスク・リストTL4は、DDE WCSMSC 125のためのタスク・インストラクションを含む。各々のタスク・リストは、関連するサブサーキットによる実行のためのタスク・インストラクションのシーケンスを含む。サブサーキットは、そのサーキットのデータ処理オペレーションを実行するためのある量の専用の機能回路に加えて、第2のバス120に接続されるタスク・マネージャ回路を含む。タスク・マネージャは、その関連するタスク・リストからタスク・インストラクションを読み出し、該タスク・インストラクションのオペレーションコード及び様々なフィールドを解釈し、その後、該タスク・インストラクションにより示されるオペレーションを実行するために、専用の機能回路の関連するハードウェアを制御する。特定のサブサーキットのための適当なタスク・インストラクションをタスク・リストに入れることによって、処理回路115は、特定のサブサーキットの専用の機能回路に、該処理回路により特定される特定のオペレーションを実行させることができる。処理回路115は、第1のバス119を介して、要求通り、これらタスク・リストにタスク・インストラクションを書き込み、これらタスク・リストを修正し、タスク・リストを削除し、さもなければ、タスク・リストを維持することができる。各々のタスク・リストは、循環バッファで、メモリ117中に維持される。図3中のDEMOD WCSMSC 124のタスク・マネージャは、参照番号140により識別される。タスク・マネージャ140により制御される関連する専用の機能回路は、最小平均二乗誤差推定(MMSE)復調器204A、最大比合成復調器(MRC)204B、及びチャネル推定(CE)回路257を含む。] 図3 [0016] 図4は、ADC109から受信される到着(incoming)時間領域サンプルを説明する図である。これら時間領域サンプルは、フロントエンド122を通って、サンプル・バッファ126に渡る。図4において示された水平に延びるドットのストリームの上の番号1,2,3などは、到着サンプル・ストリームにおいて対応するサンプルのインデックスである。ドットは、サンプル自体を表す。各々のサンプルは、i値とQ値を含む。図示されたの例において、1024個の時間領域サンプルのシーケンスが受信され、そして、幾つかの循環プリフィックスのサンプルが続く。そして、循環プリフィックスの後、他の1024個の時間領域サンプルのセットが、受信されるなどである。図4のサンプルは、フレームの一部に対応するサンプルである。FFTWCSMSC 123(図3を参照)は、各々の連続する、1024個のサンプルからなるセットを処理し、一緒にOFDMシンボルを表す1024個の値の対応するセットを生成する。循環プリフィックスのサンプルは、FFT WCSMSC 123により処理されず、むしろ無視される。矢印200は、シンボル・バッファ127中のサンプル値0〜1023が単一のOFDMシンボルを構成することを示す。] 図3 図4 [0017] 図5は、シンボル・バッファ127中の処理されたサンプル値の二次元のフレーム201を説明する図である。図5中の垂直の次元(dimension)は、周波数軸であると考えることができる。異なる行における値は、したがって、異なる周波数である。異なる周波数はまた、当該技術において、異なる“トーン”と呼ばれる。整数インデックス“f”は、周波数の行のうちの一つを示す周波数インデックスであることを定義されることができる。“0”の“f”値は、例えば、図5において最も低い行を示す。“1”の“f”値は、例えば、図5中の次に高い行を示すなどである。] 図5 [0018] 図5中の水平の次元は、左から右に時間とともに広がる時間軸であると考えることができる。図5の例において、図示される1つのフレーム中に、8つのOFDMシンボルが存在し、このフレームの各々のOFDMシンボルは、1024個のサンプル値を含む。ここで、各々のサンプル値は、順番に、I値の部分とQ値の部分を含む。1024個のサンプル値のうちの一つはまた、変調シンボル値と呼ばれることができる。] 図5 [0019] フレーム201は、2種類のサンプル値、“パイロット”サンプル値及び“データ”サンプル値を含む。図5において、パイロット・サンプル値は、ドット記号によりされるのに対して、データサンプル値は、“X”記号により表される。ここで説明される無線通信システムのタイプにおいて、基地局は、複数のモバイル通信デバイスと通信する。基地局は、図5中に示されるようにフレーム構造をもつタイプの通信を周期的に送信することができる。ここで、各々のモバイル通信デバイスは、フレームのサンプル値の全てを受信し復調できる。このフレームは、ブロードキャスト・フレームと呼ばれる。ブロードキャスト・フレームは、制御データ値及びパイロット値で満たされる。“共通パイロット”又は“広帯域パイロット”と呼ばれるパイロット値は、フレームの周波数レンジの大部分にわたって、規則的な既知のパターンで、データ値が点在される。基地局における送信機は、受信モバイル通信デバイスに知られている図5のフレームにおける周波数対時間の位置において、パイロットを送信する。パイロットの値もまた、受信モバイル通信デバイスに知られている。受信モバイル通信デバイスにおける受信機は、フレームのサンプル値を受信し、既知の周波数対時間の位置において、パイロット値を識別する。パイロットは、雑音及び干渉によるだけでなく、送信基地局と受信モバイル通信デバイスと間の無線チャネルによって、混乱される。受信機は、図5の周波数対時間グリッドにおける各々のデータ値に対するこの混乱(perturbation)の効果を推定し、このプロセスは、通常、チャネル推定と呼ばれる。チャネル推定値を、受信された対応するデータ値に適用することによって、復調器は、チャネルが送信されたデータ値の上で受けた悪影響を取り除くことができる。図5のフレームにおいて、グリッドの大部分のエリア全体に分布される多くの広帯域パイロットが存在する。下で更に詳細に説明されるように、ここで“広帯域パイロットチャネル推定及び復調”方法と呼ばれる第1のチャネル推定方法は、そのような広帯域パイロットを多くもつフレームの上でチャネル推定を実行するための使用に適している。] 図5 [0020] 図6は、他のタイプのフレーム202を説明する図である。図5のブロードキャスト・フレーム201とは異なり、図6のフレーム202は、パイロットを、比較的小さな周波数対時間“タイル”203において含むだけである。このタイル203は、1つのモバイル通信デバイスに向けられたユーザ・データを含む。このタイル203におけるパイロットは、“専用パイロット”又は“狭帯域パイロット”と一般に呼ばれる。それらがフレームの周波数レンジにわたらないので、それらは狭帯域である。モバイル通信デバイス中の受信機は、タイルの外側に位置する値を復調して使用しようと試みる必要はない。なぜならば、それら値は、特定のモバイル通信デバイスに通信されていないからである。フレーム201におけるより多い数の広帯域パイロットと比較して、タイル203におけるより少ない数の狭帯域パイロットのために、第1のチャネル推定方法は使用されることができない。下で更に詳細に説明されるように、ここで“平面推定及び補間”方法と呼ばれる第2のチャネル推定方法は、図6のより少ない数の狭帯域パイロットを伴うタイルの上でチャネル推定を実行するために使用される。] 図5 図6 [0021] 図7は、“共通パイロットチャネル推定及び復調”方法を説明する図である。図7の左下のFFTブロック123及びシンボル・バッファ・ブロック127は、図3のFFT WCSMSC 123及びシンボル・バッファ127を表す。図5の例の場合のような1つのシンボルの1024個の値は、シンボル・バッファ127から右へMMSE又はMRC復調器ブロック204まで渡る。図3中に描かれるMMSE復調器204A及びMRC復調器204Bは、図7のMMSE又はMRC復調器ブロック204中に位置する。シンボル・バッファ127からMMSE又はMRC復調器ブロック204に入っているシンボル値(I,Q)の各々は、異なる“チャネル推定値”を乗じられて、復調されたシンボル値(I,Q)及び信号対雑音(SNR)値を生成し、そして、それらはタイル・バッファ128に書き込まれる。図7の右下のタイル・バッファ128は、図3のタイル・バッファ128である。] 図3 図5 図7 [0022] シンボル・バッファ127中に格納されるフレームのようなフレームの範囲内の広帯域パイロットの位置は、処理回路115に知られている(図3を参照)。処理回路115は、ファームウェア又はソフトウェアで、ブロック206,207,209,210及び211のチャネル推定機能性を実装する。処理回路115は、したがって、図3の復調器WCSMSC 124のために、シンボル・バッファ・プッシュ・タスク・インストラクションを、タスク・リストTL3に入れる。復調器WCSMSC 124のタスク・マネージャ140は、第2のバス120を介して、シンボル・バッファ・プッシュ・タスク・インストラクションを取り出して、該タスク・インストラクションを解釈する。シンボル・バッファ・プッシュ・タスク・インストラクションは、シンボル・バッファ127内のフレームにおけるすべての広帯域パイロット値のすべての位置を示すフィールドを含む。復調プッシュ・タスク・インストラクションの実行は、これらの広帯域パイロット値を、処理回路115による更なる処理のために、高速メモリ117にプッシュされるようにする。] 図3 [0023] 図8は、シンボル・バッファ・プッシュ・タスク・インストラクションの図である。図7において、広帯域パイロットをプッシュすることは、ライン205により表される。パイロットがスクランブルされているならば、最初の逆スクランブル・オペレーションが実行される。逆スクランブルされた256個の広帯域パイロット値は、それから、チャネルのインパルス応答を表す256個の時間領域のサンプル値を生成するために、256ポイントの逆高速フーリエ変換(IFFT)機能206に渡される。これらの256個の時間領域サンプル値の各々は、i部とQ部を含む。IFFT機能206により出力される256個の時間領域サンプル値は、それから、16個の最も強いパイロットを識別するために、機能207により調整される閾値である。これは、最大の出力エネルギーに対応するウインドウ位置を検出するために、16タップのトール・ウインドウ(tall window)を、256個の時間領域サンプルの端から端まで、一度に1タップ上へ移動すること(又は、該ウインドウを“スライディングすること”)によりなされる。一つの例において、適応可能なタップ閾値化は、通過させる、識別された時間領域タップ・サンプルの数を決定するために、干渉電力と実際のタップ値のプロファイルを調べることによって、予め形成される。図7の例において、スライディング・ウインドウを使用して識別される16個の時間領域タップ・サンプル値208と上で説明された閾値化は、それから、ゼロ・パディング機能208に供給される。値kSTARTは、スライディング・ウインドウの最終的な位置が判定された場合に、スライディング・ウインドウの底のタップ位置を識別する整数インデックスである。値kcは、ウインドウ内のタップ位置のうちの一つを識別し、スライディング・ウインドウがその最終的な位置になった時点のスライディング・ウインドウ内のすべてのタップ値の平均複合エネルギー(average combined energy)のウインドウ内の中心位置を識別する、インデックスである。0パディング機能208は、1024個のゼロ・パッドされた時間領域サンプルの完全なセットを生成するために、0値を、16個の時間領域タップ・サンプル値に加える。1024ポイントFFT機能109は、1024個の“チャネル推定”値を生成するために、これら時間領域タップ・サンプルを、周波数領域に変換する。ライン213は、MMSE又はMCR復調器ブロック204に1024個のチャネル推定値を供給することを表す。図7に戻り、雑音推定機能211は、フレームに関する単一雑音推定値を生成するために、16個の時間領域タップ・サンプル値208を使用する。MMSE又はMRC復調ブロック204は、フレームのデータ・シンボル値(I,Q)を、タイル・バッファ128に書き込まれる復調されたシンボル値(I,Q及びSNR)に復調するために、チャネル推定及び雑音推定値を使用する。] 図7 図8 [0024] 図10は、“平面推定及び補間”方法を説明する図である。処理回路115は、機能ブロック300及び301のチャネル推定機能性を実装する。ブロック302,303及び204は、しかし、ハードウェアで実装される。ブロック302及び303のハードウェアは、図3のDEMODWCSMSC 124のチャネル推定(CE)ブロック257に位置する。] 図10 図3 [0025] 処理回路115は、狭帯域パイロット値がシンボル・バッファ127に格納されるように、それらの位置を知っている。処理回路115は、したがって、図3の復調器WCSMSC 124のために、シンボル・バッファ・プッシュ・タスク・インストラクションを、タスク・リストTL3に入れる。復調器WCSMSC 124のタスク・マネージャ140は、第2のバス120を介して、シンボル・バッファ・プッシュ・タスク・インストラクションを取り出し、該タスク・インストラクションを解釈し、専用のパイロット値を、高速メモリ117にプッシュされるようにする(図3を参照)。図9において、狭帯域パイロットをプッシュすることは、ライン304により表される。狭帯域パイロットは、3つのチャネル・パラメータ値305、1)チャネル平均(CA)値、2)時間を横切るチャネル変化の傾斜(slope)を表す時間係数又は時間傾斜(デルタT)、3)周波数を横切るチャネル変化の傾斜を表す周波数係数又は周波数傾斜(デルタF)を判定するために、収集パイロット及びチャネル・パラメータ推定機能300により解析される。一つの例において、CA値は、タイルにおけるすべての狭帯域パイロットの値を平均することによって判定され、そして、スケーリング・ファクタを適用する。一つの例において、デルタT値は、独立して、各々のシンボル時間のパイロット値(図6中の8つの列の各々における値)を平均することによって判定され、そして、増加する時間の関数として平均がどのように変化するかに関する傾斜値を判定するために、これら平均を、次から次へと、比較する。各々のユーザ・タイルについて、そのようなデルタT値が存在する。同様に、一つの例において、デルタF値は、全8つのシンボル時間を横切って、1つのトーン(1つの周波数)のパイロット値を平均することによって判定される。トーンの各々について、そのような平均が計算される場合には、これら平均は、次から次へと、比較され、そして、増加する周波数の関数として平均がどのように変化するかに関する傾斜値を判定する。各々のユーザ・タイルについて、そのようなデルタF値が存在する。どのようにして3つの値が得られるかのここでの説明は、単純化されている。また、実際には、それら値は、基準化されても良い。処理回路115は、平面補間器ハードウェア302に、3つの判定されたパラメータ・チャネル値305を供給する。] 図3 図6 図9 [0026] 図9は、MMSE復調器が使用されている場合に、処理回路115からMMSE復調器(DEMODWCSMSC 124で)へチャネル・パラメータ値305を供給するために使用されるDEMOD MMSEタスク・インストラクションの図である。MRC復調器が使用されていない場合には、類似するDEMOD MRCタスク・インストラクション(図示せず)が使用される。ハードウェア平面補間器ハードウェア302は、フレーム・コーディネート(x,y)に位置するトーンに対する推定値を判定するために、CA+y*(デルタF)+x*(デルタT)を計算する。ここで、xはシンボル番号(時間オフセット)であり、yはトーン番号(インデックス“f”)である。タイルの左下隅に対するチャネル推定値は、したがって、CAである。タイルの左エッジに沿ったタイルにおける上への次の位置に対するチャネル推定値は、したがって、CA+(1*デルタF)である。タイルの左エッジに沿ったタイルにおける上へのその次の位置に対するチャネル推定値は、したがって、CA+(2*デルタF)である。同様に、時間の次元(水平の次元)において、タイルの左下隅に対するチャネル推定値は、CAである。タイルの底エッジに沿った右への次の位置に対するチャネル推定値は、CA+(1*デルタT)である。タイルの底エッジに沿った右へのその次の位置に対するチャネル推定値は、CA+(2*デルタT)である。3つのチャネル・パラメータ305は、したがって、3次元空間における平面を定義するように、考えられることができる。その平面は、周波数の次元において傾斜をもち、また、その平面は、時間の次元において傾斜をもつ。] 図9 [0027] 図10において、結果として生じる1024個の判定されたチャネル推定値は、参照番号306により識別される。これらの値306の8つのセットが、バッファ303にバッファされる。これらチャネル推定値306は、1024個のチャネル推定値307の複数のセットとして、MMSE又はMRC復調器ブロック204に供給される。ライン308は、1024個のチャネル推定値307を、MMSE又はMRC復調器ブロック204に供給することを表す。この例において、ブロック302,303及び204は、図3のDEMODWCSMSC 124においてハードウェアで実装され、そして、これらブロックのうちの一つから次への値の通信は、DEMOD WCSMSC 124内の専用の信号線によって生じる。雑音推定機能301は、ファームウェアで実装される。雑音推定機能301は、フレームに関する推定された雑音値を判定するために、狭帯域パイロットを使用し、そして、この推定された雑音値は、MMSE又はMRC復調器ブロック204に供給される。ユーザ・タイルにおけるデータ・シンボル値(I,Q)(図6のユーザ・タイル203を参照)は、それから、MMSE又はMRC復調器204によって、タイル・バッファ128に書き込まれる復調されたシンボル値(I,Q)及びSNR値に、復調される。] 図10 図3 図6 [0028] 図11A−11Bは、合わせて、図11を形成する。図11は、図6中に示される“狭帯域パイロット”の状況におけるだけでなく、図5中に示される“広帯域パイロット”の状況においてもチャネル推定を実行することができるが、図7の望ましくない大きな1024ポイントのFFT210を必要としない、新規な方法及び復調器WCSMSC 124を説明する図である。復調器WCSMSC124は、新しいハイブリッドモード(広帯域パイロット・モード)において、また、図9の平面推定及び補間モード(狭帯域パイロット)において、使用可能である。図7及び図9の機能性は、デジタル・ベースバンド集積回路103において実装されないが、むしろ、新しい図11の機能性は、実装される。] 図11A 図5 図6 図7 図9 [0029] 平面推定及び補間モードにおける図11の復調器のオペレーションは、図9に関連して上記で説明された、平面推定及び補間の方法及び回路のオペレーションと同様である。ライン400により表されるように、ユーザ・タイルの狭帯域パイロット値は、処理回路115にプッシュされる。図11のブロック300,301,302,303及び204は、図9のブロック300,301,303及び204と同じブロックである。機能ブロック300により生成されるCA値、時間係数又は時間傾斜値(デルタT)、及び、周波数係数又は周波数傾斜値(デルタF)が、平面補間器ハードウェア302に供給されるように、マルチプレクサ機能401は制御される。雑音推定器301からの雑音推定がMMSE又はMRC復調器204に供給されるように、マルチプレクサ機能402は制御される。] 図9 [0030] 図11の復調器は、しかし、新しい“ハイブリッドモード”においても動作可能である。ハイブリッドモードにおけるオペレーションは、図7に関連して上で説明された、広帯域パイロットチャネル推定及び復調の方法及び回路の機能処理の多くを利用する(図7の1024ポイントの大きく処理集中のFFT機能210が要求されないように、平面補間器ハードウェア302が使用されることを除いて)。図11において、ライン403により表されるように、広帯域パイロット値は処理回路115にプッシュされる。図7に関連して上で説明されたように、これはDEMODプッシュ・タスク・インストラクションの使用を伴う。図11の機能ブロック206,207及び211の処理は、上で説明された図7の機能ブロック206,207及び211の処理と同じである。時間領域処理207から出力される値kSTARTは、スライディング・ウインドウがその最終的な位置にあるときにおける、16タップのスライディング・ウインドウの底の位置を示す。時間領域処理207から出力される値kcは、図7に関連して上で説明されたようにスライディング・ウインドウ内のエネルギーの中心の(center-of-energy)位置を示す。ゼロ・パディング機能ブロック404は、しかし、図7の場合のように1024個の時間領域値のより大きなセットまでというよりもむしろ、64個の時間領域値のより小さなセットまで、16個の時間領域タップ・サンプル値208を拡大するために、0値をパディングする。そして、より小さな64ポイントのFFT機能405は、64個の中間チャネル推定値406を生成するために、64個の時間領域タップ・サンプル値のセットの上でオペレートする。しかし、1024チャネル推定値が、MMSE又はMCR復調器204により要求される。] 図7 [0031] 64ポイントのFFT405により出力される64個の中間チャネル推定値は、既存の平面補間器ハードウェア302を使用して、1024チャネル推定値に拡大される。中間チャネル推定値406は、バッファ407(ここでは、チャネル推定バッファと呼ばれる)に格納される。平面推定モード及び補間モードにあるような、パイロットを収集し、シンボル・バッファ127から抽出されたパイロットの上でチャネル・パラメータ推定を実行する機能ブロック300よりはむしろ、ハイブリッドモードにおいて、機能ブロック408が、パイロットを収集し、それらを解析し、二次元の補間が生じるような平面補間器ハードウェア302により用いられるチャネル・パラメータを判定する。本例において、機能ブロック408は、チャネル推定バッファ407から中間チャネル推定値を解析し、3つのチャネル・パラメータ値305(チャネル平均値(CA)、時間係数又は時間傾斜値(デルタT)、及び、周波数係数又は周波数傾斜値(デルタF))を計算する。3つのチャネル・パラメータ値305は、機能ブロック408によりここで表される処理によって、判定される。機能ブロック300からハードウェア平面補間器302へチャネル・パラメータを供給することとは対照的に、多重化機能ブロック401は、この判定された3つのパラメータを供給することを表す。それらパラメータは、計算されたパラメータをDEMODMMSEタスク・インストラクションに入れることによって、及び、DEMOD WCSMSC 124のタスク・マネージャ140に、タスク・インストラクションを読み出させ、チャネル・パラメータをハードウェア補間器302に供給させることによって、通信される。同様に、ハイブリッドモードにおいて、マルチプレクサ機能402は、雑音推定器301からの雑音推定を、MMSE又はMRC復調器204の雑音入力に接続させるように制御される。] [0032] 加えて、図11Bにおいて示されるものとして、処理回路115は、矢印409で表される位相傾斜パラメータ(phase ramp parameters)kc及びkSTARTを判定する。これらパラメータは、OFDMデータの所与のブロックに関するタイム・オフセットを補償する位相傾斜を定義するために使用可能である。このタイム・オフセット(τdとして表される)は、OFDM情報の各々のブロックについて判定され、そして、それぞれの位相調整係数(位相補正係数)は、方程式(1)に従ってOFDMブロックにおける各々の周波数について計算される。 Dk=exp(−j 2π fk τd) 方程式(1) ここで、fkは、OFDM信号における任意の周波数サブキャリアであることができる。タイム・オフセット補正は、それから、時間領域における信号を、オフセットが発生しなかったであろうもとのところへ、効率的にシフトするために、ポストFFT信号の各々の周波数バンドにDk−1(上記の位相調整係数の逆数)を乗じることによって、周波数領域において実行される。詳しくは下記の方程式(13)を参照する。] 図11B [0033] ハイブリッドモードの方程式ベースの説明: チャネルの周波数インパルス応答NFFTは、下記の方程式(2)に従って、1024ポイントのFFTにより与えられる。] [0034] ここで用いられる表記法において、NFFTは、プリアンブルにおけるトーンの数である。これらトーンは、インデックス0,1,...NFFT−1を付けられる。] [0035] 値“a”は、アンテナ・インデックスである。本例のように一つのアンテナだけがあるならば、インデックス“a”は一つの値だけをもち、無視されることができる。Npは、各々のF−PPICHOFDMシンボルにおけるパイロットの数である。時間領域チャネル推定値は、FFTウインドウ位置のせいで説明されていない位相傾斜をもつ。] [0036] 方程式(3)において、Ipは第1のプリアンブル・トーンの絶対指数である。このトーンについて、プリアンブル・トーン・インデックスは、0である。Isにおける“s”と対照的に、“p”は数値インデックスではない。Isは、F−PPICH、(NFFTインデックス付けの観点で)F−PPICHOFDMシンボルs,s=0,1、により占められる最少のプリアンブル・トーンである。それゆえ、F−PPICH OFDMシンボルにおけるF−PPICHは、インデックスkΔ+Is,k=0,1,…,Np−1を付けられたトーンを占める。Isが0,1,… Δ−1を取り、I1=(I0+(Δ/2)) mod Δであることは、留意されるべきである。シンボルΔは、トーンにおけるパイロット・スペーシングであり、NFFT/Npに等しく、また、本例について値2を取る。] [0037] 周波数インパルス応答NFFTは、NTILE=NFFT/NW=16ならば、下の方程式(4)−(6)に記載したように書かれることができる。ここで、NTILEは、タイルにおけるトーンの数である。] [0038] m=l/NTILEならば、以下の方程式(7)−(8)が与えられる。] [0039] 図11の64ポイントのFFT405によって出力される64個のチャネル推定値406は、したがって、以下の方程式(9)によって与えられる。ここで、値“m”は0から63の範囲である。] [0040] これら64個のチャネル推定値406は、周波数係数(又は周波数傾斜又はデルタF)及び時間係数(又は時間傾斜又はデルタT)を得るために用いられる。] [0041] 値kcは、上記のように、整数インデックスであり、そして、それは、理想的には、ポスト閾値化タップにより時間上で表されるチャネルの周波数表現の線形補間によりもたらされる誤差を最小にするために判定される、小さな(NWの)FFTウインドウの範囲内のDC成分の中心位置であろう数である(kcは、kSTARTの現在の値と比較して与えられる)。時間内のシフトによりもたらされる相回転(phase rotation)は、線形補間から分離される。] [0042] 第mの16トーンのタイル(すなわち、16mから16m+15まで(m=0,...,NW)インデックス付けされたトーンをもつタイル)に関する3つのチャネル・パラメータ値305は、方程式(10),(11)及び(12)において、下で説明されるように判定される。方程式(10)は、チャネル平均(CA)コンポーネントが計算される方法を説明する。方程式(11)は、周波数係数(又は周波数傾斜又はデルタF)が計算される方法を説明する。方程式(12)は、時間係数(又は時間傾斜又はデルタT)が計算される方法を説明する。“m”は、フレームの範囲内でタイルを識別する整数インデックスである。したがって、その“m”インデックス値により示されるように、各々のタイルについて、3つのパラメータ値からなる異なるセットが計算される。本例において、時間係数は0にセットされるが、他の実施態様では、時間係数は、補間が二次元の両方において、周波数上だけでなく(図5及び図6の説明図の垂直の次元)、時間上でも(図5及び図6の説明図の水平の次元)、生じるように、周波数係数が方程式(11)において判定される方法と同様の方法で、判定される。] 図5 図6 [0043] 上の方程式(10),(11)及び(12)において、計算された3つのチャネル・パラメータ値は、調整された位相である。方程式(10)において、指数の量(exponential quantity)は、位相調整係数である。方程式(11)において、最初の指数の量は、位相調整係数である。] [0044] 上の方程式(13)は、位相調整係数Φ(f)を計算するために使用可能な方程式である。該方程式において、値“f”は、位相調整係数Φ(f)がそれについて計算されるタイルの範囲内での周波数(トーン)を示す整数周波数(トーン)インデックスである。値NTILEは、チャネル値がそれについて線形補間器により計算されるトーンの数である。言い換えると、それについてチャネル値が知られておらず且つ補間器により計算される、(NTILE−1)個のトーンが存在する。図11の例において、平面補間器302に供給される64個の値が存在するので、NTILEは16であり、補間器は、1024個の値を出力する。例えば、トーン0及び16における既知のチャネル値の間の第3のトーン(データ値)について、位相調整係数Φ(f)を判定するために、“f”の値は3であり、NFFTの値は、1024である。] [0045] 概念的に、図3の処理回路115は、プロセッサ実行可能なインストラクション139のプログラムを実行し(図3を参照)、それによって、方程式(10),(11),(12)及び(13)の計算を実行する。そして、処理回路115は、結果として生じる3つのチャネル・パラメータ値305が、DEMODMMSEタスク・インストラクション又はDEMODMRCタスク・インストラクションのいずれかを使用してDEMOD WCSMSC 124における平面補間器ハードウェア302に供給されるようにする。平面補間器302は、チャネル推定値の二次元アレイを生成するために、3つのパラメータ305を用いて、補間機能の最後のステップを実行する。アレイの垂直の次元は周波数を表すのに対して、横の次元は時間を表す。処理回路115はまた、3つのパラメータ305を計算することに加えて、方程式(13)を用いて、位相調整係数のペアを計算する。ここで、各々の周波数インデックス値“f”(“f”は、0から始まり増加される)について計算される一つの位相調整係数Φ(f)が存在する。処理回路115は、図11中で矢印410により示されるように、計算された位相調整係数Φ(f)(“f”の各々の値について一つ)を、第2のバス120(図3を参照)を介して、ハードウェア平面補間器302中のレジスタに直接書き込むことによって、平面補間器302へ、これらの位相調整係数を供給する。そして、平面補間器302は、周波数インデックス値“f”に対応する二次元アレイの行における全てのチャネル推定値に、同一の位相調整係数を乗算するために、該位相調整係数を使用する。同様に、次の最も高い周波数インデックス値“f”に対応する二次元アレイにおける上に次の行の全てのチャネル推定値は、同一の次の位相調整係数を乗じられる。チャネル推定値の二次元アレイの各々の行に、関連する位相調整係数を乗じる結果は、位相調整されたチャネル推定値の二次元アレイである。このアレイの位相調整されたチャネル推定値は、平面補間器302から出力され、バッファリングされ、そして、復調で使用するために復調器204に供給される。平面補間器302から、バッファ303及びMMSE又はMRC復調器204への位相調整されたチャネル推定値のフローは、DEMOD WCSMSC 124内の専用ハードウェア導線を介して生じる。] 図3 [0046] 図12は、図11のハイブリッドモード・オペレーション500のフローチャートである。広帯域パイロット値がIFFTに供給され(ステップ501)、それによって、第1の時間領域値を生成する。第1の時間領域値に関して時間領域処理が実行され(ステップ502)、それによって、第2の時間領域値を生成する。一つの例において、時間領域処理は、図11の機能207及び404を含む。FFT処理が実行され(ステップ503)、それによって、中間チャネル推定値を生成する。一つの例において、これら中間チャネル推定値がバッファリング407される。中間チャネル推定値が解析され(ステップ504)、それによって、チャネル・パラメータを生成する。一つの例において、解析は機能ブロック408により表され、チャネル・パラメータはチャネル平均値(CA)、周波数係数(デルタF)、及び時間係数(デルタT)を含む。ハードウェア補間器がチャネル推定値を生成するように、チャネル・パラメータがハードウェア補間器に供給される(ステップ505)。一つの例において、ハードウェア補間器もまた、チャネル推定に関して位相調整を実行するように、スライディング・ウインドウ値kc及びkSTARTに基づいて処理回路115により判定された、更なる位相調整係数Φ(f)が、ハードウェア補間器に供給される。フレームのデータ・シンボル値(I,Q)を復調するために、結果として生じる位相調整されたチャネル推定値が用いられる(ステップ506)。チャネル・パラメータは、フレームの範囲内でタイルからタイルまで変化するが、位相調整係数は、フレームからフレームまで変化するだけである。図11において、シンボル・バッファ127から来るデータ・シンボル値は、“IシンボルとQシンボル”とラベル付けされた矢印により識別される。タイル・バッファ128に入って行く復調されたデータ・シンボル値は、“I変調シンボルとQ変調シンボル、及びSNR値”とラベルがついている矢印で識別される。] 図12 [0047] 図13は、図11の平面推定モード・オペレーション600のフローチャートである。狭帯域パイロット値が解析され(ステップ601)、それによって、チャネル・パラメータを生成する。一つの例において、この解析は、図11における機能ブロック300により表され、チャネル・パラメータは、チャネル平均値(CA)、周波数係数(デルタF)、及び時間係数(デルタT)を含む。チャネル・パラメータがハードウェア補間器に供給され(ステップ602)、ハードウェア補間器は、それからチャネル推定値を生成する。フレームのデータ・シンボル値(I,Q)を復調するために、チャネル推定値が使用される(ステップ603)。図11において、シンボル・バッファ127から来るデータ・シンボル値は、“IシンボルとQシンボル”とラベル付けされた矢印により識別される。タイル・バッファ128に入って行く復調されたデータ・シンボル値は、“I変調シンボルとQ変調シンボル、及びSNR値”とラベル付けされた矢印により識別される。] 図13 [0048] 本明細書で説明される技術は、様々な手段により実装されても良い。一つ又は複数の例示的な実施形態において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせにより実装されても良い。ソフトウェアで実装される場合には、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体に、1又は複数のインストラクション又はコードとして、格納され又は伝送されても良い。コンピュータ読み取り可能な媒体は、或る場所から他の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体及び通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であっても良い。制限ではなく、例として、上記コンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶装置、又は、インストラクション若しくはデータ構造の形で所望のプログラムコード手段を伝えるかか若しくは記憶するのに使用でき、且つ、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を含むことができる。また、任意のコネクション(connection)は、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は、例えば赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術を使用することによって、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースからソフトウェアが送信される場合に、その同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、又は、例えば赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で用いられるディスク(Disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスク(登録商標)を含む。ここで、ディスク(disks)は、通常、磁気的にデータを複製(reproduce)し、一方、ディスク(discs)は、レーザーを使って光学的にデータをさせる。上記の組み合わせはまた、コンピュータ読み取り可能な媒体の範囲の中に含まれるべきである。] [0049] ある特定の実施態様がインストラクション目的のために上で説明されるが、この特許文献の教示は一般的な適用性をもち、上で説明される特定の実施態様に制限されない。幾つかの例において、ハードウェア補間器は、線形補間を実行しても良く、また、他の例において、ハードウェア補間器は、非線形補間を実行しても良い。機能ブロックにより表される機能の幾つかは、ファームウェア/ソフトウェアで実行されるのに対して、他のものは上で説明される特定の実施態様において専用ハードウェアで実行される。どの機能がファームウェア/ソフトウェアにより実行されるかと、どの機能がハードウェアで実行されるかの区分化は、異なる実施態様において異なることができる。したがって、説明された特定の実施態様の様々な修正、適応及び様々な特徴の組み合わせは、下で説明されるクレームの要旨を逸脱しない範囲で施されることができる。]
权利要求:
請求項1 (a)ハードウェア補間器を使用して広帯域パイロットチャネル推定を実行することを含む方法。 請求項2 (b)ハードウェア補間器を使用して狭帯域パイロットチャネル推定を実行することを更に含む請求項1の方法。 請求項3 (a)は、複数の広帯域パイロット値を入力として逆高速フーリエ変換(IFFT)機能に供給し、それによって第1の時間領域値を生成することと、前記第1の時間領域値に関して時間領域処理を実行し、それによって第2の時間領域値を生成することと、前記第2の時間領域値を高速フーリエ変換(FFT)機能に供給し、それによって第1の個数のチャネル推定値を生成することと、前記第1の個数のチャネル推定値から周波数傾斜値を判定することと、前記ハードウェア補間器が第2の個数のチャネル推定値(該第2の個数は、前記第1の個数よりかなり大きい)を生成するように、前記周波数傾斜値を前記ハードウェア補間器に供給することを含む請求項1の方法。 請求項4 前記第1の個数のチャネル推定値から、前記周波数傾斜値に加えて、チャネル平均値が判定され、前記ハードウェア補間器が前記第2の個数のチャネル推定値を生成するように、前記周波数傾斜値とともに前記チャネル平均値が前記ハードウェア補間器に供給される請求項3の方法。 請求項5 (a)は、位相調整係数を生成することと、前記位相調整係数を前記ハードウェア補間器に供給することを更に含む請求項3の方法。 請求項6 前記ハードウェア補間器は、(a)の前記広帯域パイロットチャネル推定を実行する際に、二次元補間を実行する請求項1の方法。 請求項7 (a)は、第1の個数のチャネル推定値を生成するために複数の広帯域パイロット値を使用することと、前記第1の個数のチャネル推定値からチャネル・パラメータを判定することと、前記ハードウェア補間器が第2の個数のチャネル推定値(該第2の個数は、前記第1の個数よりかなり大きい)を生成するように、チャネル・パラメータを前記ハードウェア補間器に供給することを含む請求項1の方法。 請求項8 (a)複数の狭帯域パイロット値を受信し、それから第1の複数のチャネル・パラメータを生成することと、(b)ハードウェア補間器が複数の狭帯域チャネル推定値を生成するように、(a)の前記第1の複数のチャネル・パラメータを前記ハードウェア補間器に供給することと、(c)複数の広帯域パイロット値を受信し、それから第2の複数のチャネル・パラメータを生成することと、(d)前記ハードウェア補間器が複数の広帯域チャネル推定値を生成するように、(c)の前記第2の複数のチャネル・パラメータを前記ハードウェア補間器に供給することを含む方法。 請求項9 (c)の前記生成することは、(c1)複数のチャネル推定値を生成するために、高速フーリエ変換(FFT)オペレーションを実行することと、(c2)前記複数のチャネル・パラメータを判定するために、前記FFTオペレーションにより生成された複数のチャネル推定値を解析することを含む請求項8の方法。 請求項10 (d)において前記ハードウェア補間器により生成される前記複数のチャネル推定値は、(c1)において前記FFTオペレーションにより生成される前記複数のチャネル推定値に比べてかなり大きい個数である請求項9の方法。 請求項11 位相調整係数が生成され、(c)の前記第2の複数のチャネル・パラメータとともに、(d)において前記ハードウェア補間器に供給される請求項8の方法。 請求項12 (e)複数の値からなるタイルを復調するために、該タイルがその一部である全体のフレームを復調することなく、前記複数の狭帯域チャネル推定値を使用することを更に含み、前記狭帯域パイロット値は、前記タイルの部分である請求項8の方法。 請求項13 (e)全体のフレームを復調するために、前記複数の広帯域チャネル推定値を使用することを更に含み、前記広帯域パイロット値は、前記フレームの部分である請求項8の方法。 請求項14 (a)の前記狭帯域パイロット値は、前記狭帯域パイロット値を含んでいる第1のフレームの周波数レンジの大部分にわたらない周波数を持ち、(c)の前記広帯域パイロット値は、前記広帯域パイロット値を含んでいる第2のフレームの周波数レンジの大部分にわたる周波数を持つ請求項8の方法。 請求項15 ハードウェア補間器と、前記ハードウェア補間器が広帯域パイロットチャネル推定オペレーション及び狭帯域パイロットチャネル推定オペレーションの両方において使用されるように、前記ハードウェア補間器を制御する処理回路とを含む装置。 請求項16 前記処理回路は、前記装置内部のメモリに格納されるプロセッサ実行可能なインストラクションのプログラムを実行するプロセッサである請求項15の装置。 請求項17 前記装置は、集積回路であり、前記装置は、受信チャネル及び送信チャネルを更に含む請求項16の装置。 請求項18 前記処理回路は、複数のチャネル・パラメータを計算し、該複数のチャネル・パラメータを前記ハードウェア補間器に供給する請求項17の装置。 請求項19 ハードウェア補間器と、前記ハードウェア補間器が、広帯域パイロットチャネル推定オペレーション及び狭帯域パイロットチャネル推定オペレーションの両方において使用されるように、前記ハードウェア補間器を制御するための手段とを含む装置。 請求項20 前記手段は、前記広帯域パイロットチャネル推定オペレーションにおいて複数の中間チャネル推定値を生成するために、高速フーリエ変換(FFT)オペレーションを実行するためのものであり、及び、複数のチャネル・パラメータを生成するために、前記複数の中間チャネル推定値を解析するためのものであり、及び、前記ハードウェア補間器が広帯域パイロットチャネル推定値を出力するように、前記ハードウェア補間器に前記複数のチャネル・パラメータを供給するためのものである請求項19の装置。 請求項21 前記手段はまた、複数の位相調整係数を生成するためのものであり、及び、前記広帯域パイロットチャネル推定値が位相調整されるように、前記ハードウェア補間器に位相調整係数を供給するためのものである請求項19の装置。 請求項22 コンピュータに、広帯域パイロットチャネル推定オペレーションの一部として補間を実行するように、ハードウェア補間器を使用させるためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラム製品。 請求項23 前記コードは、前記コンピュータに、広帯域パイロット値を受信させ、前記広帯域パイロット値に関して、逆高速フーリエ変換(IFFT)オペレーションを実行させ、それによって第1の時間領域サンプルを生成させ、前記第1の時間領域サンプルに関して、時間領域処理を実行させ、それによって第2の時間領域サンプルを生成させ、前記第2の時間領域サンプルに関して、高速フーリエ変換(FFT)オペレーションを実行させ、それによって中間チャネル推定値を生成させ、チャネル・パラメータを判定するために、前記中間チャネル推定値を解析させ、前記ハードウェア補間器に前記チャネル・パラメータを供給させる請求項22のコンピュータプログラム製品。 請求項24 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、前記コンピュータに、狭帯域パイロットチャネル推定オペレーションの一部として補間を実行するように、前記ハードウェア補間器を使用させるためのコードを更に含む請求項23のコンピュータプログラム製品。
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